2009年6月28日日曜日

梅肉エキスづくり

つづいて、梅肉エキスづくり。
じつは今年は仕事の都合で参加できなかったので
以前の記録をご紹介します。

梅肉エキスは煮詰めてつくるので
思った以上にたくさんの梅が必要です。
この時は4人で作りました。

青梅の実をざっと削いでから
ミキサーにかけます。
優れもののクイジナートなら
青梅を直接入れて実をとることもできてラクチンですが
種までミキシングしないよう注意が必要。
もちろん、おろし金ですっても。


その後ガーゼやさらしの布などでよく絞って汁をとります。
あくを取りながらとろ火のお鍋でひたすら煮込み、
深緑色が黒く飴色に変わり、
そしてどろっととろみがついてきたら
手早くかき回して出来上がりです。
このままでは超、すっぱいので
すっぱいのが苦手な方は
最後の方ではちみつなどを加えると食べやすくなり、
こどももよろこんで口にしてくれます。


出来上がりはびっくりするほど少量ですが、
お箸の先につけてちょっとひと舐めするだけで
充分なので家族の1年分の常備薬として
重宝してくれます。
特に胃腸の調子がよくない時、こどもの具合が悪いとき、
お湯でうすめたりして数回飲ませると
病院に行かなくてもすむことが多いです。

その他、心臓、血圧、肝臓、糖尿病にもよく、
伝染病を防ぐ役割もあるそうです。

昔の人の智恵はほんとうにすごいなあ。


ki