2012年5月7日月曜日

工芸の5月、松本へ 〜 2日目

予報は雨だったのに、この晴天。
もしかして、晴れ女かも・・。
そういえば、motherのイベントも雨が降ったことがないぞー。




街を歩いて気づくのは、いたるところに
井戸水や湧き水があること。
耳を澄ますと、さらさら、そよそよ聞こえてきます。



京子さんはしっかりマイコップ持参で
味比べしながら廻りましたよ。






地図には60カ所くらい載っていて、
地元のひとはお茶用、飲み水用と分けて汲みにくるそうで
お水の街、なんて素敵な文化だろう。




楽しみにしていたみすず細工展。



農家で兼業して制作して来たみすず細工も
後継者がとうとう居なくなってしまい
復活へ向けて若者が活動をはじめていました。



原料のすず竹が採れなくなってしまったこと、
手間ひまと賃金が見合わず、生活が成り立たないことなど
いくつかの問題を抱えながらも
日本の、松本の伝統工芸を絶やしてはいけないと
地元の若者が継承に動いている姿に
なんとか応援したいと、思うのでした。

そして、みすず細工を求めて街のカゴ屋さんへ。
100年も続くお店のおかみさんも継続の苦労を話ながらも、
これからもつづけて行かれるとのこと。
大事に使わなくては。




松本美術館でのこども椅子のインスターレーション、
ここでも気に入った作家さんを見つけたり。





















最後に田所さんに教えてもらったおそば屋さんで食事を。
大人の落ち着いたお店で、今回の充実してラッキーつづきだった
2日間を京子さんと振り返りながら、
またもや日本酒で赤くなる2人。











帰りは爆睡でしたー。